コマヤド77**

雑な文

The Blue Hearts

ながれもの(2010年寄稿)

骸骨が,指を差して僕を笑っている。 世界のどこかに完璧なタイミングで訪れる事が出来れば,あるいは,まだ見ぬあの人に完璧なタイミングで出会える事が出来れば,ヒトは偶然を100%活かして幸せになれるのよ,なんて君は言う。誰もがそのチャンスを上手く…

未来は僕らの手の中(2011年起稿)

16歳の彼らにとっては,真夜中がやって来ることは世界を牛耳る事に等しかった。 特に,音もしない真冬の真夜中は,闇は,世界をすっかり静止させているに違いない。いや,実際に皆の呼吸も希望もシステムも,全て静止していると彼らは信じていた。 何故なら…