コマヤド77**

雑な文

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ながれもの(2010年寄稿)

骸骨が,指を差して僕を笑っている。 世界のどこかに完璧なタイミングで訪れる事が出来れば,あるいは,まだ見ぬあの人に完璧なタイミングで出会える事が出来れば,ヒトは偶然を100%活かして幸せになれるのよ,なんて君は言う。誰もがそのチャンスを上手く…

未来は僕らの手の中(2011年起稿)

16歳の彼らにとっては,真夜中がやって来ることは世界を牛耳る事に等しかった。 特に,音もしない真冬の真夜中は,闇は,世界をすっかり静止させているに違いない。いや,実際に皆の呼吸も希望もシステムも,全て静止していると彼らは信じていた。 何故なら…

Cocco(2007年起稿)

当時,テレビを付けたら不意に演っていたコッコのライブを観て,即書いた文章。 我ながら暑苦しい。こういう部分がモテない秘訣である。我ながらホント暑苦しい。 今後はモテたいので反面教師的扱いでアップすることにした。 ----- ヒョロリとした女性がひと…

FISHMANS(2006年起稿)

暖かくなってきて,電車のなかで自分のiPhoneの中にフィッシュマンズが入っているか探してみた。なぜかまんまときちんと入っていて,僕は何かに安堵しながら少しボリュームを上げて聴いた。そしたら下の文章をふっと思い出したので。 ----- 毎年毎年,夏が近…

Clammbon(2006年起稿)

あまりに寒いんで,夏っぽい記事を掘り起こしてきた。 もう7年も前なのね。 ----- 会社の後輩が「週末の余り券あるよあるよー」とダフ屋風に近づいてくるので思わず買ってしまった。 日比谷野外音楽堂でのクラムボン。自慢じゃないが映画に使われていた一曲…

My Bloody Valentine(2008年起稿)

マイブラ東京公演前日の夜である今,つまりたった今,ホントにふと,昔書いた文章を思い出してタンスの奥から引っ張り出してきた。このブログを続けるかどうかは分からないけれど,長い文章をどこかに置いておきたいと思ったらブログくらいしかないよね。と…