コマヤド77**

雑な文

突然少年 ネットメディアまとめ

オタクなので作ってみました ネットの情報はどうしても分散されてしまうのでまとめてみました 2020年3月現在までをまとめています(2020/10/21更新) 最近の情報から懐かしいものまでフォローしています 今後もこのページに新しい情報をアップしていきます …

君の名は。〜全吉田応答セヨ〜

初めて出会う名前 幼い頃にふとナイター中継を観始めてから,プロ野球選手というのは随分と珍しい苗字のひとが多いのだな,と気がつきそれ以来なんとなく気になっている。私が青森育ちゆえにそう感じたのかも知れないが(津軽地方では佐藤・工藤姓がクラスの…

Night Rainbow

病院の面会室で僕たちはいつもの他愛もない会話をしながら眼下に広がる新宿の街を眺めていた。あそこで怪我をしてここに運ばれそのまま入院と相成ったわけだが,その日から僕らはずっとこの風景を眺めている。なんの主張もないようなドコモタワーのとんがっ…

僕と私のポップフライスター

昭和のある日 1985年。中学2年生だった僕は,母の営む小さな居酒屋の手伝いをしていた。手伝いといっても母が作った料理を皿に盛ったり,客が帰ったあとのテーブルをダラダラと片付けたり,数枚の皿をカチャカチャ洗う程度のものだ。アルバイト代という名の…

My Bloody Valentine(2018)

2018年,夏。 掘っ立て小屋の最新版みたいな「豊洲PIT」のフロアに入る。思いのほか天井が高く,効きすぎている冷房は無人の地下鉄車内を想起させ,そのせいか不思議とSEから流れるBGMはあまり耳に入らなかった。ステージでは巨大なスクリーンに星のようなも…

ながれもの(2010年寄稿)

骸骨が,指を差して僕を笑っている。 世界のどこかに完璧なタイミングで訪れる事が出来れば,あるいは,まだ見ぬあの人に完璧なタイミングで出会える事が出来れば,ヒトは偶然を100%活かして幸せになれるのよ,なんて君は言う。誰もがそのチャンスを上手く…

未来は僕らの手の中(2011年起稿)

16歳の彼らにとっては,真夜中がやって来ることは世界を牛耳る事に等しかった。 特に,音もしない真冬の真夜中は,闇は,世界をすっかり静止させているに違いない。いや,実際に皆の呼吸も希望もシステムも,全て静止していると彼らは信じていた。 何故なら…

Aimee Mann

2000年3月。 思い起こすと西暦2000年と言う年は,世界が滅んでいたはずの次の年で,僕はと言えばなんとまあ29歳だった。今思うと若くて羨ましい限りなんだけれど,当時の僕はと言えば,まさか訪れるはずがないと思っていた30代を間近に控え,そうならざるを…

Jellyfish

終電を降り,いつものコンビニエンス・ストアで,いつもの買い物を,いつもの店員相手に行う。三十代後半に見えるアルバイトの彼に,どんな事情があるのかは分からない。だが僕は何故か彼に対していつも,同情と怒りを入り混ぜたような感覚を覚える。そして…

OPPAI

おっぱいを触りたいだけの時って生きているとある。 あるあるある。 百歩譲って性的な意味も多少は含まれているんだろうけれど,むしろどっちかって言うと触りたい「だけ」なの。 ひともみくらいでいいの。いや,ふたもみかな。 さんもみめからはおかしなこ…

Cocco(2007年起稿)

当時,テレビを付けたら不意に演っていたコッコのライブを観て,即書いた文章。 我ながら暑苦しい。こういう部分がモテない秘訣である。我ながらホント暑苦しい。 今後はモテたいので反面教師的扱いでアップすることにした。 ----- ヒョロリとした女性がひと…

FISHMANS(2006年起稿)

暖かくなってきて,電車のなかで自分のiPhoneの中にフィッシュマンズが入っているか探してみた。なぜかまんまときちんと入っていて,僕は何かに安堵しながら少しボリュームを上げて聴いた。そしたら下の文章をふっと思い出したので。 ----- 毎年毎年,夏が近…

Lucky

僕は君を笑わせるためだけに過ごしている。 過言でもなんでもない。それだけが僕の人生の有意義な過ごし方だ。 それを君にシリアスに伝え,そのあとくだらないことを言って笑わせようとする。 君は笑う。でもすぐに口元を手や洋服で隠して,照れくさそうに下…

Clammbon(2006年起稿)

あまりに寒いんで,夏っぽい記事を掘り起こしてきた。 もう7年も前なのね。 ----- 会社の後輩が「週末の余り券あるよあるよー」とダフ屋風に近づいてくるので思わず買ってしまった。 日比谷野外音楽堂でのクラムボン。自慢じゃないが映画に使われていた一曲…

My Bloody Valentine(2008年起稿)

マイブラ東京公演前日の夜である今,つまりたった今,ホントにふと,昔書いた文章を思い出してタンスの奥から引っ張り出してきた。このブログを続けるかどうかは分からないけれど,長い文章をどこかに置いておきたいと思ったらブログくらいしかないよね。と…